就活生向け最新時事問題2012年

昨年の自殺者数は30,651人(6/9)

時事問題解説
2011年の自殺者数は前年比1,039人減の30,651人となり1998年以降で初めて3万1千人を下回ったが、東日本大震災後の4月から6月は前年同月比で上回っている。男女別では男性が68.4%となり14年ぶりに70%を下回った。

 

自殺の現状について確認
・年齢別で最も多いのは60歳代
・40歳から60歳の男性だけで自殺者数全体の約4割を占める
・15歳から39歳の死因の第1位は自殺となっている(ガンや事故よりも多い)
・職業別では学生が増加傾向にある
・自殺の原因は一貫して「健康問題」が最も多い

中国が3年半ぶりに利下げ(6/8)

時事問題解説
中国人民銀行(中国の中央銀行)が、0.25ポイントの利下げを8日から行うと発表した。中国が利下げを実施するのは、リーマン・ショック後の08年12月以来約3年半ぶり。景気減速懸念に対し金融緩和に踏み切ることで景気を下支えすることが目的。

 

各国の中央銀行について確認
・アメリカ−単一の中央銀行は存在せず、連邦準備制度(FRS)が中央銀行の役割を担う
・イギリス−イングランド銀行
・ロシア連邦−ロシア中央銀行
・EU−欧州中央銀行
・中国−中国人民銀行
・日本−日本銀行

金星の太陽面通過を観測(6/7)

時事問題解説
太陽の前を横切る金星が小さな黒い点のように見える「金星の太陽面通過」が各地で観測された。太陽、金星、地球がほぼ一直線に並ぶことで生じるもので次に観測できるのは105年後。月が太陽を覆い隠す日食と同様の現象。

 

天文現象について確認
(2012年に観測される天文現象)
・スーパームーン(5月6日)通常よりも月が大きく見える
・金環日食(5月21日)太陽が月に隠れリング状に見える
・金星日面経過(6月6日)金星が太陽面を黒い点として通過
・木星食(7月15日)木星が月に隠れる
・金星食(8月14日)金星が月に隠れる

昨年の出生数が過去最低に(6/6)

時事問題解説
2011年に生まれた子供の数が過去最低の105万698人だったことを厚生労働省が発表。前年と比べて2万606人の減少。合計特殊出生率は1.39で前年と同じ。晩婚化が進み、第1子を産む母親の平均年齢が初めて30歳を超え、30.1歳となった。

 

合計特殊出生率について確認
・一人の女性が生涯で産む子どもの平均数
・15歳から49歳までの女性の年齢別出生率を元に算出する
・人口を維持するには2.07程度必要とされている
・第一次ベビーブームの頃の合計特殊出生率は4.5以上
・2005年に1.26まで減少した後、若干持ち直しつつある

野田第二次改造内閣が発足(6/5)

時事問題解説
5閣僚を交代させた野田第二次改造内閣が4日、発足した。交代したのは、参議院で問責決議を受けた前田国土交通相と田中防衛相のほか、鹿野農林水産相、小川法相、自見金融・郵政改革担当相。防衛相の後任には民間から森本拓殖大大学院教授が起用された。

 

民間大臣について確認
・国務大臣の半数未満であれば、民間人を採用することが出来る
・著名人が「目玉人事」として起用される場合が多い
・防衛大臣に民間人が採用されたのは今回が初めて
(過去の主な民間大臣)
・片山善博総務大臣(菅内閣、前鳥取県知事)
・竹中平蔵金融担当大臣(小泉内閣、慶應義塾大学教授)
・堺屋太一経済企画庁長官(小渕内閣および森内閣、経済評論家)

エジプト前大統領に終身刑判決(6/4)

時事問題解説
エジプトのムバラク前大統領が反政府デモ参加者の殺害を命じたとされ死刑を求刑された裁判で、終身刑判決が言い渡された。死刑判決でなかったことを不服とする市民による抗議デモが広がっている。警察幹部6人は証拠不十分として無罪となった。

 

エジプト情勢について確認
・2011年1月 近隣諸国の民主化運動が影響し、大規模なデモが発生
・2011年2月 ムバラク大統領が辞任
・大統領辞任後、軍最高評議会に権限が委譲
・2011年12月 暫定政権が発足
・2012年05月 大統領選を実施(6月に決選投票を予定)

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