就活生向け最新時事問題2012年

木嶋佳苗被告に死刑判決(4/14)

時事問題解説
首都圏で発生した連続不審死事件で、さいたま地裁は木嶋佳苗被告に死刑を言い渡した。自白や目撃証言などの直接証拠がない中で、裁判員裁判では3件の殺人事件のほか、詐欺など10事件すべてが有罪と認定された。

 

裁判員裁判について確認
・市民が裁判員として裁判に参加する制度
・刑事事件で重大な犯罪についての裁判のみが対象となる
・裁判は裁判員6名、裁判官3名で行われる
・判決には、少なくとも裁判員と裁判官のそれぞれ1名の賛成が必要
・2009年5月に施行

完熟マンゴー「太陽のタマゴ」の販売解禁(4/13)

時事問題解説
宮崎県産の高級完熟マンゴー「太陽のタマゴ」の初セリが12日に行われた。最高値は1キロで10万円。全国の平均価格は昨年を上回った。完熟マンゴーの中で糖度15度以上、重さ350グラム以上のものを「太陽のタマゴ」として県独自のブランドとして売り出している。

 

宮崎県について確認
・県庁所在地は宮崎市
・現知事は河野俊嗣(こうのしゅんじ)氏(2011年〜)
・日本有数の農業県で県民所得に占める第一次産業の比率が国内で最も高い
・ビニールハウスでの野菜の促成栽培が盛ん
・ピーマンやきゅうりの生産高が多い

韓国総選挙で与党が勝利(4/12)

時事問題解説
11日に行われた韓国議会総選挙で与党のセヌリ党(旧ハンナラ党)が単独過半数の152議席を獲得して勝利した。野党第一党の民主統合党は改選前より大幅に議席を増やし127議席としたが、野党連合で過半数を確保するまでには到らなかった。

 

韓国の政治について確認
・国民の直接選挙で選ばれた大統領が強い権限を持つ大統領制
・大統領に国会の解散権はない
・国会は一院制で任期は4年
・議員の選挙権は、満19歳以上の韓国国民
・被選挙権は、満25歳以上の韓国国民

ソニーの最終赤字が過去最大に(4/11)

時事問題解説
ソニーが12年3月期の業績見通しで最終赤字が過去最大の5200億円になると発表。2月に発表した見通し(2200億円の最終赤字)から大幅に下方修正し、過去最大の赤字額となった。電機大手では、パナソニック、シャープも12年3月期が最終赤字となる見通し。

 

電機大手について確認
・「総合電機3社」…日立、東芝、三菱電機
・「電機大手8社」…日立、東芝、三菱電機、パナソニック、ソニー、富士通、シャープ、NEC
・パナソニック、シャープは「総合家電メーカー」と呼ばれることもある
・パナソニックは、7800億円の最終赤字見込み(12年3月期)
・シャープは、3800億円の最終赤字見込み(12年3月期)

企業倒産件数、3年連続で低下(4/10)

時事問題解説
2011年度の全国企業倒産件数が11,435件となり3年連続で前年度を下回ったことを帝国データバンクが発表。負債総額も約3.9兆円で3年連続で前年度を下回り、過去10年間で最小を記録した。業種別では、小売業とサービス業が前年度を上回った。

 

企業倒産について確認
・一般的には下記1〜3のときを倒産とする
1)銀行取引停止処分を受けた
2)裁判所に法的整理手続の申立てをした
3)任意整理を開始した
・法的な倒産手続きには、破産、会社更生、民事再生などがある
・企業の再生を目的とする倒産もあり、必ずしも企業がなくなるわけではない

パキスタン北部で日本人観光客が足止め(4/9)

時事問題解説
パキスタン北部のギルギット市内で、イスラム教の宗派対立により治安が悪化したことでパキスタン政府が外出禁止令を発令。これにより日本人観光客77名が足止めされたが、パキスタン軍の輸送機により首都イスラマバード近郊に無事移送された。

 

パキスタンについて確認
・インドの西で、アフガニスタン、イランの東に位置する
・北部のカシミール地方をめぐり隣国インドとの紛争が続く
・イスラム教が国教だが、スンニ派とシーア派の宗派対立がある
・農業や綿工業が主要産業で、小麦の生産量は世界4位
・首都はイスラマバード

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